解体工事に付随したアスベスト工事を行ないます

養生作業から始まり機械やスクレーパーなどを使い、壁や天井のアスベストを除去する作業になります。
アスベストは石綿ともいわれ、空気中に飛散した粉じんを吸い込むと肺がん等の原因となります。
そのため、アスベストの除去は確実に飛散を防止する方法でなくてはいけません。
また、除去作業後もアスベストを完全に密封して運び出す必要があるため、廃棄が完了するまで細心の注意を払い、作業を実施しています。
もちろん作業時は必ず全面マスクと保護着を着用しますので安全です。

2枚目

アスベストとは?

アスベスト(石綿)はもともと、耐火性・断熱性・防音性、絶縁性などの優れた機能を有していることから、さまざまな用途で使用されてきました。
主に建築材料として、建物の屋根、外壁、天井、壁、床、煙突、柱、梁、断熱材、配管などに使用されておりましたが、アスベストは長期間大量に吸入すると、じん肺・悪性中皮腫・肺がんを引き起こす可能性があることが分かり、使用が禁止されました。

なぜ人体や環境へ影響があるのか?

アスベスト(石綿)は、髪の毛の直径よりも細く肉眼では見ることができない極めて細い繊維からできています。
そのため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されて人体の肺胞に沈着しやすい特徴があります。
体外へ排出されるものもありますが、石綿繊維は丈夫で変化しにくい性質のため、肺の組織内に長く滞留するものもあり、これが原因で肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあります。潜伏期間は15~40年とされています。

安全第一での作業を行なっております

株式会社アシストは安全第一かつ丁寧な作業でお客様の信頼にお応えいたします。
日々技術力の向上に努めるとともに、顧客・仲間を大切にする人間力を育んでいきます。
さらに、お客様や取引先と接する機会が多くあるため、普段から明るい挨拶と礼儀やマナーを守っております。
これからも「安心・安全・信頼」のサービスをご提供できるよう、技術力と正確さの向上を行なってまいります。

作業工程のご紹介

こちらでは日々の作業工程をご紹介させていただきます。
アスベストの除去工事の工程ですが、アスベストのレベルによっても異なります。
一般的な工程を簡単にご紹介しているので、詳しい方法などに関しては是非お問い合わせいただければと思います。
お仕事を探している方や、弊社へアスベスト工事の依頼をしたい方などは、ぜひ参考にされてください。

現場にて養生を行なう

こちらが一番と言っていいほど重要な作業になります。
実際のアスベストに触る前にしっかりと現場の養生を行なっていないと、アスベストが外に漏れだして私たちの業務の意味が無くなってしまうからです。
しっかり丁寧に養生を行ないます。

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アスベストの除去工事

養生完了後に丁寧にアスベストの除去工事を行なっていきます。
取り残しが無いようにチェックをしっかり行ないながら、除去していきます。

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二重梱包を行なう

除去したアスベストを梱包し、漏れ出さないように二重梱包を行ないます。

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養生の外に出す

二重梱包を行ない、漏れが無いことをしっかり確認したうえで養生の外に出します。

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養生内の清掃

除去作業が終わったら養生内を清掃します。
細かい粉塵や欠片のようなものが落ちていないようにしっかり清掃を行ないます。

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封じ込め材を吹き付ける

何度もチェックを行なっておりますが、更に施工箇所のアスベストの取り残しが無いように、封じ込め材という液体を施工箇所に吹き付けます。これにより、細かいアスベストの飛散を防ぐことが出来ます。

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養生の撤去

完全にアスベストの除去と封じ込め材の吹き付けが終えたら養生を撤去します。

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解体工事スタート

私たちの業務はここまでです。
養生を撤去したら解体工事業者へ引き継ぎます。